私ごとですが、古里の父は昨年座骨神経症で入院後、施設入所となりました(要介護3)
です。母が手料理をもって週に何度か施設を訪れていましたが、その母が圧迫骨折で
この6月入院、退院後自宅療養中(要支援1)。弟と交代で父母の面倒をみています。

1年前は近隣に旅行に行きつろいだこともありましたが、ついにくるべき日がきたかと
思わずにいれません。
この夏は父のお盆一時帰宅にあわせ私も帰省し、4日間お世話をしました。
自力歩行ができないなか、夜間5回の排尿時に尿瓶での排尿を失敗して玄関先を尿だまり
にしたり、それでも悪びれず母に悪態をつくところは昔のままでした。
「情けない」となじる母に「順番だから」となだめながら、自身は不思議に腹もたたず
怒りもわきませんでした。いずれ自分もこうなるのだと。

「老いるとはこういうことだ」とお年寄りは身をもって教えてくださいます。
かないますなら健康寿命を伸ばし少しでも長く働き、なにがしかお役にたちて朽ちて
いきたいものです。