3要件はわかりましたが、初診日が古くて証明できません。

初診証明は不可欠です。
これは障害年金が年金保険料を一定期間納付していること等を支給要件としていることから、傷病の初診日を特定するために、初診日証明の書類を要件としているためです。
初診時の医療機関が作成した受診状況等証明書、それがない場合、20歳前傷病の場合は2番目以降に受診した医療機関が作成した受診状況等証明書、第三者証明(医療従事者の場合1通)2通、診察券やお薬手帳等で証明の可能性があります。

傷病手当金と雇用保険(基本手当)と障害年金の併給は可能ですか

傷病手当金と障害年金は併給調整が入ります。傷病手当金と雇用基本手当は併給できません。
障害年金と雇用保険基本手当が併給が可能です。主治医に診断書作成依頼時に事情を説明して下さい。仕事の内容や職場の援助、同僚とのコミュニケーションの状況等

時期を少しずらせば、初診日が国民年金から厚生年金の被保険者になります。受給額に影響するので配慮できませんか。

初診日をずらすことはできません。因果関係のある傷病を遡及してますので審査で露見します。

20歳前から発達障害と診断を受けていましたが、うつ病を併発しました。請求はどうなりますか。

原則、同一疾病として取り扱うこととされています。
うつ病の方が後に発達障害が判明した場合も診断名の変更、同一疾病として扱うようです。

障害年金の受給額が180万円を超えました。健康保険は両親の被扶養者でなくなりますか。

はい。ご自身で国民健康保険にご加入下さい。国民年金保険は免除制度もご検討下さい。

不支給決定だったが、納得がいかない。審査請求、再審査請求で受給につなげたいが可能だろうか。

不支給決定後、審査請求・再審査請求で認められる率は低いのが現状です。
「保有個人情報の開示請求」を同時に進め、決定理由を確認して下さい。
写しを残した診断書が正しくご本人さまの状況を反映していなければ、再請求もご検討下さい。

知的障害があり支援学校に行っています。障害年金は受給できますか?

IQが概ね70未満であり、等級区分が1級2級に該当する程度の日常生活に援助を必要とする場合(様式120号の4裏面)、受給の可能性があります。20歳(誕生日前日)になったらすぐ請求できます。前3か月以内の診断書が必要です。
初診(受診状況等証明書)、納付要件は要件でありません。

保護費から障害年金の報酬を支払うことはできますか。

市区町村により異なるようです。
板橋区の場合、認められていません。ケースワーカさんに障害年金の手続に詳しい方がいらっしゃるとのことでした。

障害状態確認届(更新)の結果、等級が落ちた(不支給になった)。

診断書次第ですが、審査請求か原則1年待って額改定請求を。不支給の場合も審査請求か新たな診断書と支給停止事由消滅届を提出します。